こんばんは。
当方はCentOS4.1でvsftpdでFTPサイトを公開しているのですが、
限定的な問題が起きておりまして、書き込みさせて頂きました。
公開しているFTPサイトがある知り合い宅では見れないのです。
その方の通信キャリアはフレッツADSL+OCNです。
確認して頂いた項目として、ブラウザのインターネットオプションの
詳細設定のFTPパッシプFTPを使用するのチェックを外してもらい、
FTPサイトビューを使用するはチェックを入れてもらいましたが、
IDとPASSを入れたところで長い懐中電灯のアイコンが出てきてとまり、
最終的にはエラーが出てきます。
次にDOS上でやって頂きました。
その結果ですが、中にはログインできているようですが、
ls などをすると、エラーになります。
その際の詳細ですが、
>ftp naracity.net
Connected to naracity.net.
220 unknown
User (naracity.net:(none)): soft
331 Please specify the password.
Password:
230 Login successful.
ftp> ls
200 PORT command successful. Consider using PASV.
425 Failed to establish connection.
ftp>
こんな感じです。
ちなみに同じ設定で外部の友人はつなげています。
長くなりますが、vsftpc.confの記載ですが、
********ConfFile*************
# Example config file /etc/vsftpd/vsftpd.conf
#
# The default compiled in settings are fairly paranoid. This sample file
# loosens things up a bit, to make the ftp daemon more usable.
# Please see vsftpd.conf.5 for all compiled in defaults.
#
# READ THIS: This example file is NOT an exhaustive list of vsftpd options.
# Please read the vsftpd.conf.5 manual page to get a full idea of vsftpd's
# capabilities.
#
# Allow anonymous FTP? (Beware - allowed by default if you comment this out).
anonymous_enable=NO
#
# Uncomment this to allow local users to log in.
local_enable=YES
#
# Uncomment this to enable any form of FTP write command.
write_enable=YES
#
# Default umask for local users is 077. You may wish to change this to 022,
# if your users expect that (022 is used by most other ftpd's)
local_umask=022
#
# Uncomment this to allow the anonymous FTP user to upload files. This only
# has an effect if the above global write enable is activated. Also, you will
# obviously need to create a directory writable by the FTP user.
#anon_upload_enable=YES
#
# Uncomment this if you want the anonymous FTP user to be able to create
# new directories.
#anon_mkdir_write_enable=YES
#
# Activate directory messages - messages given to remote users when they
# go into a certain directory.
dirmessage_enable=YES
#
# Activate logging of uploads/downloads.
xferlog_enable=YES
#
# Make sure PORT transfer connections originate from port 20 (ftp-data).
connect_from_port_20=YES
#
# If you want, you can arrange for uploaded anonymous files to be owned by
# a different user. Note! Using "root" for uploaded files is not
# recommended!
#chown_uploads=YES
#chown_username=whoever
#
# You may override where the log file goes if you like. The default is shown
# below.
#xferlog_file=/var/log/vsftpd.log
#
# If you want, you can have your log file in standard ftpd xferlog format
xferlog_std_format=YES
#
# You may change the default value for timing out an idle session.
#idle_session_timeout=600
#
# You may change the default value for timing out a data connection.
#data_connection_timeout=120
#
# It is recommended that you define on your system a unique user which the
# ftp server can use as a totally isolated and unprivileged user.
#nopriv_user=ftpsecure
#
# Enable this and the server will recognise asynchronous ABOR requests. Not
# recommended for security (the code is non-trivial). Not enabling it,
# however, may confuse older FTP clients.
#async_abor_enable=YES
#
# By default the server will pretend to allow ASCII mode but in fact ignore
# the request. Turn on the below options to have the server actually do ASCII
# mangling on files when in ASCII mode.
# Beware that turning on ascii_download_enable enables malicious remote parties
# to consume your I/O resources, by issuing the command "SIZE /big/file" in
# ASCII mode.
# These ASCII options are split into upload and download because you may wish
# to enable ASCII uploads (to prevent uploaded scripts etc. from breaking),
# without the DoS risk of SIZE and ASCII downloads. ASCII mangling should be
# on the client anyway..
ascii_upload_enable=YES
ascii_download_enable=YES
#
# You may fully customise the login banner string:
#ftpd_banner=Welcome to blah FTP service.
#
# You may specify a file of disallowed anonymous e-mail addresses. Apparently
# useful for combatting certain DoS attacks.
#deny_email_enable=YES
# (default follows)
#banned_email_file=/etc/vsftpd.banned_emails
#
# You may specify an explicit list of local users to chroot() to their home
# directory. If chroot_local_user is YES, then this list becomes a list of
# users to NOT chroot().
chroot_local_user=YES
chroot_list_enable=YES
# (default follows)
chroot_list_file=/etc/vsftpd.chroot_list
#
# You may activate the "-R" option to the builtin ls. This is disabled by
# default to avoid remote users being able to cause excessive I/O on large
# sites. However, some broken FTP clients such as "ncftp" and "mirror" assume
# the presence of the "-R" option, so there is a strong case for enabling it.
ls_recurse_enable=YES
pam_service_name=vsftpd
userlist_enable=YES
#enable for standalone mode
listen=YES
tcp_wrappers=YES
use_localtime=YES
pasv_promiscuous=YES
xferlog_std_format=NO
log_ftp_protocol=YES
ftpd_banner=unknown
********Conf END*********
こうなっています。
やはりその方のクライアントの設定でしょうか?
ウィルス関係などもないと聞いていますし何か分からない状態です。
よろしくお願いします。
> 公開しているFTPサイトがある知り合い宅では見れないのです。
> その方の通信キャリアはフレッツADSL+OCNです。
>
> 確認して頂いた項目として、ブラウザのインターネットオプションの
> 詳細設定のFTPパッシプFTPを使用するのチェックを外してもらい、
> FTPサイトビューを使用するはチェックを入れてもらいましたが、
> IDとPASSを入れたところで長い懐中電灯のアイコンが出てきてとまり、
> 最終的にはエラーが出てきます。
>
> 次にDOS上でやって頂きました。
>
> その結果ですが、中にはログインできているようですが、
> ls などをすると、エラーになります。
> その際の詳細ですが、
>
> >ftp naracity.net
> Connected to naracity.net.
> 220 unknown
> User (naracity.net:(none)): soft
> 331 Please specify the password.
> Password:
> 230 Login successful.
> ftp> ls
> 200 PORT command successful. Consider using PASV.
> 425 Failed to establish connection.
> ftp>
> こんな感じです。
>
> ちなみに同じ設定で外部の友人はつなげています。
>
> 長くなりますが、vsftpc.confの記載ですが、
>
> ********ConfFile*************
> # Example config file /etc/vsftpd/vsftpd.conf
(snip)
> ********Conf END*********
>
> こうなっています。
>
> やはりその方のクライアントの設定でしょうか?
> ウィルス関係などもないと聞いていますし何か分からない状態です。
先ずは、コメント行は下記あたりで削除できますので、削除してアップしてください。
下記は、vsftpd.confの各行の先頭が#以外のものだけをresult.txtとして出力する例ですが、
関係するところは一部ですし、ディスクの無駄使いですから・・・。
# cd /etc/vsftpd
# grep -e "^[^#]" vsftpd.conf > result.txt
Activeモードの場合に、クライアントかサーバのどちらか一方の原因でデータコネクションが張れないこと(LIST(ls)で止まること)は考えにくいです。
Activeモードの場合、問題が出るとすればポイントとなるのは、
・クライアントのファイヤウォール
・クライアントのルータ
ですが、どちらもバグでもない限りおかしくなることはないはずです。(自分でカスタマイズ設定していなければの話ですが)
まずは、おやじのFTPテスト実施してその結果を教えてください。
おやじは、同じ現象がでることを想定してます。
もし発生したら、原因はのりさんのルータと相手の方のルータのフィルタもしくはファイヤウォールの設定が関係していると思います。それは、vsftpdで "connect_from_port_20=YES" として20番ポートをデータコネクションで使用するように設定されていますが、一部のルータ(OPTシリーズやNEC製ルータ等)ではこのポートをNAT時に変更してしまい、おやじのようにActiveモードはデフォルトの20番ポート以外受け付けない設定になっていると、LISTで止まってしまいます。
対策としては、これらのルータは何もしなくてもPASVでのFTPサーバ公開を可能にしてますから(この対策の一環で変換されている?)、PASVでやればいいと思います。ポートの範囲を絞って、それをルータでFTPサーバにポートマッピングするだけです。
もし、おやじのテストがうまくいってしまうと、後は上記のクライアント側での設定かバグぐらいしか思いつきません。バグはまず考えられないので、何か設定したりしていないか聞いてみるしかないですね、
それよりも、基本的にクライアント環境を選ばないPASVモードを動かすほうが正解と思いますが。外部の公のサイトではPASVしか使えないサイトもあるので、ブラウザの設定を触るのはよろしくないかと思いますが。また、PASVでないと学校や会社からはアクセスできないのが普通ですから。
かっさいの件は申し訳ありませんでした。
以後気をつけます。
FTPテストですが、9622と9623で行いました。
PassiveではError402が出ました。(9623)
> FTPテストですが、9622と9623で行いました。
> PassiveではError402が出ました。(9623)
ActiveモードはOKで、PASVはNGですね。つまり、のりさんのルータはおやじのルータと同じで、FTPサーバのPASV通信対応はしていないので、Activeモードのデータコネクションの20番ポートのまま素直にきてますので、おやじのActiveモードのテストがうまくいったのだと思います。
おやじの環境はどちらかといえばガチガチの環境なので、通常はこれが通ればサーバ側の設定でデータコネクションが張れないという問題はないと思いますので、そのクライアント固有の問題と思います。
Activeモードはクライアント側のルータでデータコネクションのアドレス変換処理がデフォルトで行われていますが、さすがにこれがバグっている話はないと思いますので、あとはファイヤウォールぐらいですかね。Activeモードの場合、データコネクションはサーバ側から設定されるので、出来が悪いファイヤウォールだと警告がでてブロックしてしまうかもしれません。(普通は、制御コネクションとセットで管理するので自分がアクセスしたFTPサーバからの接続は受け付けるものです。)あるいは、警告がでたのでユーザが恒久的にブロックしてしまったかもしれません。一時的にファイヤウォールを止めてテストしてもらったらどうですか?
これ以外は思いつく原因はないですが、相手の話なので自分ではどうしようもないので、ここはやはりPASVかと思いますが・・・。
CentOSでも同じなので、試しに下記の8項の対策をしてみてはどうですか?
http://www.aconus.com/~oyaji/ftp/vsftpd_rpm.htm
ご丁寧にありがとうございましたm(_ _)m
もう一度クライアントサイドの方に項目をチェックしてもらうことにします!
以前はお世話になりました。
やはり、当方所有のルータがPASVに対応していなかったみたいで、
対応のものに交換いたしました。
これによりPASVモードで接続できるようになりました。
少しご指導いただきたいのですが、
当方のルータはフォーワーディングの項目に
PASVに何番ポートを割り当てるかを記入するようになっています。
その他は**TO**となっているのですが、
PASVの欄は一つしかポート番号を記入できないようになっています。
この場合、PASVには20番か21番のどちらを当てればよいのでしょうか?
どちらを設定しても接続はできました。
また、PASVにポートを振れば、通常のフォワーディングは
もちろんするべきではないですよね?
ルータはLinksysのBEFSR41C-JP V3になります。
> やはり、当方所有のルータがPASVに対応していなかったみたいで、
> 対応のものに交換いたしました。
今更ですが、そのままでもHPのとおりやればルータを変えなくても対処はできたはずですが・・・。
> これによりPASVモードで接続できるようになりました。
>
> 少しご指導いただきたいのですが、
> 当方のルータはフォーワーディングの項目に
> PASVに何番ポートを割り当てるかを記入するようになっています。
> その他は**TO**となっているのですが、
> PASVの欄は一つしかポート番号を記入できないようになっています。
>
> この場合、PASVには20番か21番のどちらを当てればよいのでしょうか?
> どちらを設定しても接続はできました。
どう考えても、その項目は「PASVに何番ポートを割り当てるか」を指定するものではないはずです。
通常、この機能をサポートしているルータは通信内容をモニタするだけで適切な変換処理ができるので、何も設定することはありません。従って、サポートしていることすら明示していないルータが多いです。
説明書には、ポートを設定しろと書いてありますか? 実際の正確な文章がないのでなんともいえませんが、仰っているとおりの内容なら20番でも21番でもないはずで、1ポート指定する類の内容でもありません。想定ですが通信内容をモニタするポート番号、すなわちFTPの制御コネクションのポート番号を指定するようになっているのでは? 本来の目的は、標準以外のポートでFTPを動かしたときにモニタ対象がわからなくなるのでそれを指定するものではないんでしょうか?(であれば、結構考えて作られてますね。) 20番でも問題なかったのはデフォルトの21番で動作しており、その項目は再起動しないと有効にならないからでは?
> また、PASVにポートを振れば、通常のフォワーディングは
> もちろんするべきではないですよね?
何かを勘違いされていることはわかりますが、疑問に思われていることがわかりません。
買い換えたのではないので、とりあえずは良かったです^^;
以前有線で使用していたものでしたので。
説明書らしい説明書がこのルータには付いていかったので。。。
もう一度、サポートに聞くなり調べるなり
PASVについての勉強もかねて行います。
ありがとうございましたm(_ _)m