NEC DR30F /NTT 600MN

[DHCP/固定IP]

 ルータ設定のDHCPサーバで設定。

項 目 DHCP 固定IP
DHCPサーバ機能 使用する 使用しない
割り当て用(開始)IPアドレス 192.168.1.2 -
アドレスを割り当てる端末台数 16 -
DNSサーバ * -
デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1 -
*: ISPから指定されたDNSサーバのアドレスを設定
  ISPからDNSサーバのアドレスを自動取得するよう指示されている場合は、自動とし、クライアントも自動取得とする。もしくは、クライアントのDNSサーバアドレスをルータのアドレスに設定する。

[IPマスカレード]

 ルータ設定のIPマスカレードの設定で、「IPマスカレード機能」を「使用する」に設定するだけで、IPマスカレードが有効となる。

[スタティックNAT]

 この機種では、「ポートマッピング」と称している。ルータ設定のポートマッピングの設定で「ポートマッピング機能」を「使用する」に設定し、追加設定でサーバで使用するポートを設定する。ProFTPDでのPASV運用の設定を追加。(2002.09.29)

適用インターフェース プロトコル ポート番号 ローカルホスト
PPPoE TCP 21 IPアドレス指定:192.168.1.100
PPPoE TCP 25 IPアドレス指定:192.168.1.100
PPPoE TCP 80 IPアドレス指定:192.168.1.100
PPPoE TCP 110 IPアドレス指定:192.168.1.100
PPPoE TCP 4000-4029 IPアドレス指定:192.168.1.100

[フィルタリング]

 ルータ設定のパケットフィルタの設定で行う。このルータは、デフォルトで、NetBIOS、ポート番号:7(Echo)、 21(FTP)、 23(TELNET)、69(TFTP)、80(HTTP)、161(SNMP)がフィルタリングされている。ということは、暗黙のAllowに設定されているので、方法1(ルーズな設定)であれば、サーバで使用する21や80番等の必要なポートの設定を削除すればよい。
 一方、このルータは条件不一致時の処理を指定できるので、不一致時に廃棄とすれば暗黙のDenyとなる。詳細画面ではかなり細かい設定ができるが、マニュアルには設定できるパラメータが明記されていないのと、各項目の説明がないのでここでは設定例を書くことができない。しかし、設定は、TE4121Cとほぼ同じ考え方で設定できる(むしろTE4121Cより細かい設定が可能?)と思われるので、そちらを参考にしてほしい。


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