お世話になります。
MRTGで外部スクリプトを利用して値を取得して、取得した値をそのまま表示させたく、
Optionでgaugeを設定しているのですがうまくいきません。
取得した値が実際は「10→0」と変化しても、表示は「10→5」の様になってしまいます。
abusoluteも指定してみましたが変わらないようです。
また、MRTGの日本語リファレンスを参照するとabsoluteの説明には
「取得された値は2つの値を計測した時間で割ります」とありますが、おやじさんをはじめ、
MRTGの設定を載せているページの多くに「#absolute:時間で割らない」との記述があり、
多少混乱しております。
基本的な質問で恐縮ですがヒントでも教えて頂けたら幸いです。
> MRTGで外部スクリプトを利用して値を取得して、取得した値をそのまま表示させたく、
> Optionでgaugeを設定しているのですがうまくいきません。
> 取得した値が実際は「10→0」と変化しても、表示は「10→5」の様になってしまいます。
> abusoluteも指定してみましたが変わらないようです。
これで正しいという認識です。MRTGの数値管理の基本は平均値表示ですから、(前回値+今回値)/2です。
従って、「10→0」に変わったときは「5」となり、次回も0なら「0」となります。グラフを書くため滑らかにしている?
> また、MRTGの日本語リファレンスを参照するとabsoluteの説明には
> 「取得された値は2つの値を計測した時間で割ります」とありますが、おやじさんをはじめ、
> MRTGの設定を載せているページの多くに「#absolute:時間で割らない」との記述があり、
> 多少混乱しております。
これは、おやじのHPの内容は間違っていると思います。明日にでも修正しておきます。おやじの環境では、偶然、「gauge」でうまくいっていただけでしょう。
因みに、今回のケースでは計測したときの値そのものを使いたいということなので、「gauge」で正解です。
早速の回答ありがとうございます。
> これで正しいという認識です。MRTGの数値管理の基本は平均値表示ですから、(前回値+今回値)/2です。
> 従って、「10→0」に変わったときは「5」となり、次回も0なら「0」となります。グラフを書くため滑らかにしている?
ああ、やはりそうなのですね。おっしゃるとおり、実際の値が「10→0→0」と変化するとグラフが「10→5→0」と変化します。
ということは、基本的には取得した値をそのままプロットするのは厳密な意味では不可能という認識でよいでしょうか?
(無理だとしても、この辺りの考え方はある程度割り切りだと思っていますが)
> これは、おやじのHPの内容は間違っていると思います。明日にでも修正しておきます。おやじの環境では、偶然、「gauge」でうまくいっていただけでしょう。
そうでしたか。確かにgaugeとabsolute両方を指定してもgaugeだけの時と変わらないように見えます(absoluteは無視されてる?)
しかし、これだけ色々なページでこの表記になっているということは、皆さんおやじさんのページを参考になさっているんだなあと、
あらためて感じました(私もそのひとりです)。
では、以上のことを踏まえると各オプションの考え方は以下のような感じで合ってますでしょうか?
※値は「300→600」と変化し、間隔は5分間とする
gauge: ( 300 + 600 ) / 2 = 450
absolute: 600 / ( 60 * 5 ) = 2
なし: ( 600 - 300 ) / ( 60 * 5 ) = 1
> > これで正しいという認識です。MRTGの数値管理の基本は平均値表示ですから、(前回値+今回値)/2です。
> > 従って、「10→0」に変わったときは「5」となり、次回も0なら「0」となります。グラフを書くため滑らかにしている?
>
> ああ、やはりそうなのですね。おっしゃるとおり、実際の値が「10→0→0」と変化するとグラフが「10→5→0」と変化します。
> ということは、基本的には取得した値をそのままプロットするのは厳密な意味では不可能という認識でよいでしょうか?
> (無理だとしても、この辺りの考え方はある程度割り切りだと思っていますが)
改造するしかないのではと思います。
> > これは、おやじのHPの内容は間違っていると思います。明日にでも修正しておきます。おやじの環境では、偶然、「gauge」でうまくいっていただけでしょう。
>
> そうでしたか。確かにgaugeとabsolute両方を指定してもgaugeだけの時と変わらないように見えます(absoluteは無視されてる?)
> しかし、これだけ色々なページでこの表記になっているということは、皆さんおやじさんのページを参考になさっているんだなあと、
> あらためて感じました(私もそのひとりです)。
>
> では、以上のことを踏まえると各オプションの考え方は以下のような感じで合ってますでしょうか?
>
> ※値は「300→600」と変化し、間隔は5分間とする
> gauge: ( 300 + 600 ) / 2 = 450
> absolute: 600 / ( 60 * 5 ) = 2
> なし: ( 600 - 300 ) / ( 60 * 5 ) = 1
これであっていると思います。
チョット話は違いますが、mrtgは日・週・月・年となるにつれてスケールで平均化されてしまうのでピークが段々小さく見えるようになります。
これが気になるなら、RRDToolを使うと良いです。最大値が維持されます。
http://www.aconus.com/~oyaji/suse9.3/cacti_linux.htm
> 改造するしかないのではと思います。
そうですよね。わかりました。
> これであっていると思います。
確認ありがとうございます。自分でもちょっと自信がなかったので安心しました。
> チョット話は違いますが、mrtgは日・週・月・年となるにつれてスケールで平均化されてしまうのでピークが段々小さく見えるようになります。
> これが気になるなら、RRDToolを使うと良いです。最大値が維持されます。
>
> http://www.aconus.com/~oyaji/suse9.3/cacti_linux.htm
実は Cacti + RRDTool よさそうだなぁと思っておりました。最大値も維持してくれるんですか、なかなかいいですね。
私もMRTGは使い込んでいくうちに、小数を扱えない、過去のグラフを参照できないなど、細かい部分で不満は出ていました。
やはり、なんといってもWeb上から設定が出来るのはすばらしいと思います。
現在MRTGはWindows上で動作させ、WSHなどで機能を多少補完していることもあり、LAMP環境の Cacti + RRDTool への移行の
ふんぎりをつけられないでいたのですが、おやじさんが公開してくれているデモをさわってみると、再検討してみようかなとあらためて思いました。
またお世話になるかもしれませんが、その時はよろしくお願い致します。ありがとうございました。