CentOS4.0のインストール
おやじのサイトは、RedHat9のサポートが切れるのを受けて、後継のデストリビューションを模索しいろいろテストした結果、取り敢えず
SuSE9.0 で行くことにし切り替えました。
その後、SuSE9.1が出たので乗り換え検討のためテストしましたが、数点問題が出たので問題が解決するまで様子を見ていたところ、SuSE9.2が出荷されました。
こちらもさっそくインストールしテストしましたが、今回は特に問題は発生しなかったのでおやじの環境用の対応を済ませテストしそろそろ切り替えようかと考えている矢先にSuSE9.3のアナウンスが出てきました。
これでは、FedoraCoreと変わらないバージョンアップテンポであり、対応が追いつきそうもない等々から、他のデストリを再検討することにしました。新しいのもいいのですが、ほどほどに・・・という感じです。
少し調べた結果、CentOSというデストリがあり、これは「北アメリカの有名な Enterprise Linuxベンダーより無償公開されたソースコードから再コンパイルされた、エンタープライズ・クラスの Linux ディストリビューションです。」とのことで、いわゆるクローンですが他のクローンに比べるとアップデートも早いとのことなので、これを試して見ることにしました。実導入については、検討中です。
■CentOS4.0 のインストール
改めて書くほどのことは一切ありません。CentOSはRedHat系なので、RedHatやFedoraCoreのインストールをしたことがあれば全く同じ方法でインストールできます。また、CentoOSはSuSEと異なり ISO イメージが提供されていますので、それをダウンロードしてCD-Rに焼き付ければCD からインストールできます。
- CDのISOイメージファイルを、理研さんのミラーサイトからダウンロードする。
イメージファイルは、全部で4個あるが、一般的なサーバインストールなら以下の最初の3個だけダウンロードすれば良い。
CentOS-4.0-i386-bin1of4.iso
CentOS-4.0-i386-bin2of4.iso
CentOS-4.0-i386-bin3of4.iso
- ダウンロードしたISOイメージをCD-Rに焼き付け、インストールするパソコンにセットし起動するだけ。後は、一般的なRedHat/FedoraCoreと同様の操作でインストールできる。
CentOS4.0では、サーバインストールを選択するとデフォルトでSELinuxが有効になります。そのため、SELinuxをチャント設定しないとApacheのUserdir下でCGIが動作しない等の問題がでて、問題点の絞込み(サーバの設定が問題なのかSELinuxの設定が問題なのか)が大変になります。従って、インストール時は「警告(permissiveモード)」を選択しました。まずは、サーバとして動かすことが最優先ですので、この設定でスタートして後で対処した方が良いと思います。
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