■アップロードしたファイルのタイムスタンプのクライアントでの表示やログがGMT(9時間前)になってしまう。
[原 因]
この問題は、chrootする時に発生するが、原因はglibc-2.3のバグによるものである。
[対 処]
差し当たりの暫定的対策としては手動でTZ環境変数を設定して、proftpd-1.3.0rc5以降を使用することで本問題を回避できる。なお、本問題の対策としてユーザディレクトリにlocaltimeをコピーして逃げる方法があったが、proftpd-1.3.0rc5以降で本対策がされているので、無効になるので注意が必要である。
- standaloneモードの場合は、下記でTZ環境変数を設定しシステムを再起動すれば良い。
[SuSE系]
/etc/bash.bashrc.local というファイルを作成し、そこでTZ環境変数を設定する。
# echo 'export TZ=JST-9' > /etc/bash.bashrc.local |
[RedHat/CentOS系]
/etc/profile.d/tz.sh というファイルを作成し、そこでTZ環境変数を設定する。
# echo 'export TZ=JST-9' > /etc/profile.d/tz.sh
# chmod 755 /etc/profile.d/tz.sh# |
- inetdモードの場合は、下記でTZ環境変数を設定しxinetdを再起動すれば良い。
[SuSE系・RedHat/CentOS系]
/etc/xinetd.d/proftpdに下記の赤字を追加しTZ環境変数を設定し、xinetdを再起動する。
# default: on
# description: The ProFTPD FTP server
service ftp
{
socket_type = stream
wait = no
user = root
server = /usr/sbin/proftpd
flags = REUSE
log_on_failure += USERID
env = TZ=JST-9
} |
Top Pageへ 戻る